【宇都宮競輪・GⅡ共同通信社杯】眞杉匠が地元ビッグVへ「神山雄一郎さんから助言もらった」
<15日・宇都宮競輪・3日目> 眞杉匠が地元ファンの期待に応えて決勝に進んだ。準決11R、打鐘過ぎに4番手を確保すると、逃げる犬伏湧也に終HSから襲いかかった。早めの仕掛けは自転車のセッティングが決まったことを意味していた。 「最近は周回中から脚を削られる感じで、行っても駄目かなという気持ちになっていた」と消極的になり、ヨコの動きでカバーすることも増えていた。だが準決前は、「ローラーに乗ったときから、久しぶりに『これだ』という感じだった。顔見せも良かった。それで力勝負できた」と笑顔がはじけた。 今回は栃木のレジェンド神山雄一郎と同時参加。「いろいろと細かいことも助言をいただいている」と、大会6Vの大先輩からの直接アドバイスが心強い。セッティングが決まったことで、「ワクワクしながら走れる」と決勝が待ち遠しい。 最終日は雨の予報もあるが、「雨でもよくバンクで乗っている。関係ない」。地の利を生かし、神山の目の前でVゴールを決めてみせる。