人は背中から老けていく…背中の脂肪やぜい肉をすっきり落とす!たった10秒の広背筋ストレッチ
老化は目につきにくい部分から少しずつ始まっています。今回は、背中のたるみ、脂肪やぜい肉が気になり始めた人におすすめ!座ったままできる、簡単なストレッチのご紹介です。ターゲットは、背中の大きな筋肉「広背筋」です。ガチガチの背中をほぐして血行促進&代謝アップ!一回り大きくなったしまった背中をスッキリさせましょう! ◆動画で詳しいやり方を見る|背中の脂肪やぜい肉をすっきり落とす!たった10秒の広背筋ストレッチ ■広背筋と老化の関係 広背筋は骨盤・背骨から腕の内側までつながる、体の中で最も大きな筋肉です。 この筋肉が硬くなることで起こるデメリットをまとめてみました。 ・姿勢の乱れ ・筋力の衰え ・筋バランスの乱れ ・血流やリンパの流れの悪化・肩・背中・腰の凝り ・冷え このように、広背筋が硬くなると、広い範囲で様々なトラブルが起こる可能性があります。運動不足により更に緊張が強くなると、肩甲骨や背骨の動きも制限されて代謝が落ちるため、脂肪やぜい肉がつきやすくなります。その結果、背中全体がたるんで老化に繋がるのです。 ■背中のたるみを解消して老化をストップ!座ってできる広背筋のストレッチ ガチガチになった広背筋の緊張を解くストレッチです。座ったまま簡単にできるので、早速試してみましょう! ■■やり方 1)両手をお尻の後ろの床につき、両脚を伸ばして座る 2)右膝を曲げ、右手で親指側から足の裏をつかむ 3)かかとを前に押し出しながら背中を丸める。脚の力を利用して、右側の広背筋を緩めて伸ばす 4)肩や背中の力を抜き、呼吸を続けながらゆっくり10秒キープする 5)手足を入れ替え、左側も同様に行う ■■ポイント 背中の緊張を解くストレッチです。足の裏にぶら下がるようなイメージで、肩や腕、背中の力を緩めます。 手でかかとをつかむと肩に力が入ってしまう人や、柔軟性に不安のある場合は、タオルを使っても同じストレッチができます。 足の裏かけたタオルを手で持ち、引きあいながら広背筋をじわじわと伸ばしてみて! それぞれの柔軟性に合わせて無理なくできるやり方を選びましょう。どちらのやり方でも、呼吸を止めないこと。リラックスして行うことが大切なポイントですよ。 ライター/須藤玲子(ヨガ講師)
須藤玲子