リオ五輪・レスリング日本代表選手の報告会(全文)リオの成果と東京の抱負
渡利、樋口、高谷選手からの報告
司会:初めてのオリンピック、悔しい初戦敗退。実は63キロ級の選手だったんですが、日本代表の座を逃して、2階級上の75キロ級へ移動しました。厳しいアジア予選を勝ち抜いて、3月にやっと自分と同じ名前のリオオリンピックを果たしました、出場を果たしました。大きな相手に何度も果敢に攻めたが倒しきれませんでした。しかし、両親をリオに連れて行くという親孝行を果たしました。所属はアイシン・エィ・ダブリュ、24歳、渡利璃穏。 渡利:こんばんは。オリンピックではたくさんのご声援をありがとうございました。私は負けてしまい、メダルを持って帰ることができませんでしたが、ここにいるメンバーと一緒にオリンピックの舞台に立てて、本当に幸せでした。これからはリオでの悔しさを忘れずに、1日1日、大切に頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。 司会:男子フリースタイル、初出場銀メダル。対戦した5人のうち、元世界王者が3人です。決勝は現役の世界チャンピオンで、ロンドンの銀メダルのジョージアの選手。第1ピリオドは3-0と勝って、第2ピリオド入ったんです。しかし追い付かれた3対3、相手が試合をさせてくれません。抗議をしましたが受け付けられませんでした。接戦の末の銀メダル。日本体育大学3年生、20歳。樋口黎。 樋口:こんばんは。今回、たくさんの応援のおかげで、すいません。今回、たくさんの応援のおかげで銀メダルを取ることができ、今日この場で報告できることを大変光栄に思います。同時に、2番で終わってしまった自分に、許せない気持ちというか悔しい気持ちがたくさんあるので、この悔しさを忘れずに、オリンピックの借りはオリンピックでしか返せないとよく聞いていますので、4年後の東京オリンピックでこの銀メダルを金メダルに代えれるように、これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 司会:自信を持って臨んだリオ、2回目のオリンピックは7位でした。1、2回戦は勝ったんですが、3回戦、カザフスタンに3対4で負けて準決勝進出ならず。敗者復活戦にも行けませんでした。1ポイントの重みがよく分かったと言いますが、本当に悔いが残ります。2014年、世界2位だったんですから。ALSOK所属、27歳。高谷惣亮。 高谷:皆さんこんばんは。全日本の男子のレスリングのキャプテンとして一言言わせていただきます。ロンドンが終わってから4年間、4年間長かったです。でもその間、皆さんが応援してくれたおかげで、一生懸命皆さん、みんな頑張れました。リオが終わってから4年間、東京、引き続き皆さんの応援を背に、男子、女子、みんなで頑張っていこうと思います。引き続き応援よろしくお願いします。 司会:ありがとうございました。栄総監督、そして10人の選手の皆さま方へのお礼の言葉で終わりました。 (完)