「オンライン面接アプリを入れて」は新型詐欺…韓国・就活生を狙う手口が横行
【12月21日 KOREA WAVE】韓国で就職活動中の若者を狙った新手のボイスフィッシング詐欺が発生しているとして、金融監督院が17日、警報を発令した。 関係者によると、20代のある就職生が求人サイトに掲載された企業の採用公募に応募した。すると「採用担当者」を名乗る者から、「カカオトークに加入して、オンライン面接用のアプリケーションをインストールしてほしい」と指示があった。 就活生が指示通りアプリをインストールし、セキュリティ設定を解除すると、銀行口座から海外送金や小額決済で不正に金が引き出されたという。 このように偽の求人情報を掲載し、応募者に「面接用」として悪質なアプリをダウンロードさせるのが詐欺の手口。このアプリは、個人情報を抜き取り、携帯電話を遠隔操作するためのもので、不正送金やローン申請に悪用される。 金融監督院は「企業が個人の携帯電話やメッセンジャーを利用して採用活動することはない」としたうえ、採用担当者からの連絡には必ず企業の代表番号で確認するよう呼びかけている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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