「地頭のいい子」の育て方。子どもを国立小に通わせる母親が、夏休みに勉強よりも優先する“3つの体験”
子どもの地頭を育てる3つの体験とは?
①子どもだけで参加できるイベント 小学生以上になったら、ぜひ体験してみてほしいのが、子どもだけで参加できるイベント。親は一緒に行かなくて良いので、お仕事で忙しいママや、全部は付き合ってあげられないママにもオススメです。 季節問わず行われていますが、特に夏休みは種類が多く、川遊びやキャンプ、星の観察など、都会ではなかなかできない体験ができます。親と離れてお友達と過ごすことで、自立心が芽生えたり、「自分でできた」という自信もつくでしょう。宿泊イベントが心配なら、まずは日帰りのイベントに参加してみると安心です。 ② お友達親子と一緒に遊ぶ 未就学児や小学校低学年なら、親も含めてお友達と一緒に遊ぶ体験もしてみましょう。広い公園で遊んだり、バーベキューをしたり、遊園地に行ってみたり。普段はなかなか見られない、子どもがお友達と遊ぶ姿を見ることができます。 うちの長男は、引っ込み思案で人見知り。お友達と仲良くやれているのか心配でしたが、親子で遊んだ際、お友達と楽しそうに笑う姿を見ることができて安心しました。親には見せないような表情など、子どもの意外な一面や成長を発見できたような気がします。 ③ 興味に合わせて、本物を見せる 時間や体力に余裕があるなら、子どもに本物を見せてあげるのもオススメです。例えば、恐竜が好きなら恐竜博物館、魚が好きなら水族館や釣りに行くのも良いですよね。新幹線が好きなお子さんと新幹線に乗って旅をした、という親御さんもいらっしゃいました。他にも、サッカーや野球の試合を見に行ったり、好きなアーティストのライブや演劇など、本当になんでも良いのです。 本物を見たときの「すごい!」という感動は、子供の心に大きな衝撃を与えます。そしてその衝撃は、ただ知っているだけの知識ではなく「本物の知識」となり、知的好奇心が育つきっかけになります。 昔、夜の公園で息子たちと見た「セミの羽化」の美しさは、大人の私でも忘れられないほど。後日、息子たちは羽化の様子を絵で描いたり、折り紙で作ったり、「虫はみんなあんなふうに変身するの?」と疑問をもち、図鑑で一緒に調べたり……。とても良い体験・学びになったと思っています。