IBC岩手放送

秋田県の横手警察署は横手市に住む50代の女性が特殊詐欺で120万円の被害にあっていたことを明らかにしました。 12月26日（木）午後4時頃、横手市に住む50代の女性のスマートフォンに大阪府警を名乗る男から「ヤマダコウスケという男の資金洗浄にあなた名義のキャッシュカードが使用されている。この件については逮捕状も出ているので、LINEで詳しい話をします」という電話がありました。そのあと、男とLINEで通話していたところ、男は途中で「大阪府警の検察官」を名乗る男と電話を代わりました。 検察官を名乗る男が「口座に残っているお金の札番号を確認する必要があるので、指定する口座に振り込んで下さい」などと、現金を振り込むよう要求したため、指定された個人名義口座に2回にわたり現金合計120万円を振り込み、だまし取られたとのことです。 横手警察署は「警察官や検察官を騙り、口座の残高などを聞き出して指定口座に振り込ませるのは特殊詐欺の手口です。現金を振り込んだり、電子マネーを購入する前に、警察に相談して下さい」と呼びかけています。