「ザクロ」ってこんな凄いの⁈ 意外と知られていない「栄養素」や、失敗しない切り方を解説
体によく、硬い外皮と鮮やかな赤い果汁で知られているザクロ。いちごやバナナほど一般的ではないかもしれないけれど、さまざまな料理に使うことができる。どこかミステリアスなこの赤いフルーツについて、知っておきたいことをまとめた。 【写真】低カロリーだけど、栄養豊富!ダイエットにおすすめな食品40選
ザクロとは?
丸い形をしたザクロは小高木になるフルーツ。イラン原産だが、今では世界各地で栽培されている。名前は、ラテン語の「リンゴ」(pomum)と「多くの種」(granatum)を意味する言葉から成っている。栽培期間は短く10月から1月で、ザクロがクリスマス料理のレシピにとても多く使われる理由はそのためだろう。 ザクロの内部には種子があり、仮種皮と呼ばれる果汁の詰まった赤い袋に包まれている。種と仮種皮を合わせたものがザクロの種で、その部分を食べることができる。また種の周囲に白い膜のようなものがあり、それも食べられるが、こちらはちょっぴり苦い。 種はザクロジュースに使われることが多い。アメリカ国立補完統合衛生センター(NCCIH)によると、根や茎、皮には有害になり得る物質が含まれているので、大量に食べるのは安全ではない可能性がある。
ザクロの栄養成分は?
ザクロは体にいいとされているけれど、どんな栄養成分があるのだろう? USDA FoodData Centralによると、仮種皮2分の1カップで72カロリー。タンパク質が1.5g、脂肪1g、炭水化物16g、糖分12g。食物繊維は果汁にはあまり含まれていないけれど、仮種皮2分の1カップには約3.5g含まれている。ビタミンやミネラル類に加えて抗酸化物質も豊富だ。
ザクロの切り方
ザクロは種にたどりつくまではちょっと厄介。簡単で散らからない切り方は次のとおり。まず上部の花の部分を取り除き、外側のカーブに沿って上から下まで浅く切れ目を入れる。それからセクションに分けて、種を取り出す。試してみて。
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