為替介入に身構えるトレーダー、円急騰リスクを示す3つのチャート
もっとも、約10兆円が投じられた4月末と5月初めの介入の効果は、2カ月足らずで消滅した。再び介入が入って円が上昇しても、個人投資家などが円を売り直す好機を捉えようと待ち構えている。
東海東京インテリジェンス・ラボの柴田氏は「個人投資家は二匹目のどじょうを狙っている」と指摘。「介入で一時的に円安を阻止することはできても、円売りのトレンドを変えることはできない」と述べた。
「ごっつぁん」再び狙うFX投資家、円安加速で高まる為替介入リスク
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Saburo Funabiki, Masaki Kondo