最高齢ホッキョクグマ死ぬ、神戸 33歳雌「ミユキ」、王子動物園
神戸市の王子動物園は13日、33歳の雌のホッキョクグマ「ミユキ」が死んだと発表した。園によると飼育中のホッキョクグマでは国内最高齢。1990年11月に天王寺動物園(大阪市)で生まれ、92年に来園した。人間なら90歳以上という。 王子動物園によると、13日午前8時ごろ、飼育員が獣舎の寝室で横たわって死んでいるのを確認。12日まで一般公開されており、食事も取り異常はなかったという。死因は調査中。 ミユキはサツマイモが好物で、美しい毛並みからファンや飼育員の間で「灘の貴婦人」と呼ばれて親しまれていたという。園は「応援いただいた皆さまに感謝します」とコメントした。