宿泊事業者からは厳しい意見が相次ぐ 宮城県が宿泊税条例成立後初の説明会
khb東日本放送
宮城県が導入する宿泊税条例が、成立してから初めてとなる説明会が始まりました。出席した宿泊事業者からは、厳しい意見が相次ぎました。
宿泊税は、観光振興策に充てるため1泊6000円以上の宿泊に一律300円を課税します。宮城県と仙台市は2025年11月には課税を始める予定です。 松島町で開催された説明会には宿泊事業者ら16人が出席し、県の担当者が宿泊税の使い道や制度の詳細を説明しました。 その後の意見交換では、事業者から導入への不安や不満の声が上がりました。 宿泊事業者「この話が出てから結構時間が経っているのに、何か進んでいるようで何も進んでいない。2025年に秋に導入なんて、正直難しいんじゃないか」 事業者が理解を示す場面は無いまま、説明会は1時間半ほどで終わりました。 宿泊事業者「もう条例案が通ってますから、いったん諦めて仕切り直しをして臨んだが(説明内容が)そんなに変わっていないのが感想。県がもっと宿泊事業者に歩み寄ってほしい」 県は12月も説明会を開催する予定です。
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