【林道土砂崩れ】20日の救助活動で希望者の約9割を移送…残る人員も21日午前で移送完了見込み(静岡市)
19日、静岡市葵区で土砂崩れが発生し、椹島ロッヂなどに登山客らが一時200人以上が孤立した状態でしたが、20日 朝からの救助で、移送希望者の約9割が救助されました。 静岡市によりますと、土砂崩れは、19日、静岡市葵区の林道東俣線で発生し、椹島ロッヂなどで、登山者や工事関係者ら212人が孤立しました。 救助活動は、20日 午前6時前から始まり、移送を希望した156人のうち142人を、県と静岡市のヘリコプターで、椹島ロッヂから井川まで運びました。20日に移送できなかった工場関係者14人については、21日 午前7時から救助を行い、午前中には移送が終了する予定です。 崩れた現場の復旧に関して、静岡市は、20日 午前から復旧作業を進めていて、23日 朝までに、一部車両の通行が可能になるよう努めるということです。また、天候などによりヘリコプターでの救助ができない場合に備えて、川辺を歩くルートなど、別ルートの確保も目指すということです。