「ヨーロッパ」から「エミーラ」までロータスが80台集結! 女性オーナーやビギナーも一緒に75周年を祝福したイベントとは
ロータスの過去の功績を振り返るとともに、ブランドの未来を考える
改めて12月24日(日)は、メインとなるロータス モーニングクルーズが開催された。当日はまだ夜も明けきらない早朝から、ゲートオープンを待つ新旧ロータスが旧山手通りに長い列をなす盛況。開場と同時に代官山T-SITE駐車場は瞬く間に色とりどりのロータスで埋め尽くされた。 前述の通り会場にはロータス エレトレとエミーラも展示され、参加したロータス・オーナーや訪れた来場者から大いに注目を集めていた。また、「ロータスの過去の功績を振り返るとともに、ブランドの未来を考える」という趣旨がうたわれた今回のイベントでは、奇才コーリン・チャップマンが生み出したクルマの数々と、そのDNAを受け継ぐ近・現代ロータスまでの流れが理解できる、ロータス75年のヒストリーが簡便に紹介されたパネルも展示されるなど、実車以外の見どころも豊富だった。
歴史的名作からモダン・ロータスまで色とりどりに会場を染めた
イベントに参加したオーナーたちには温かいコーヒーが振る舞われ、会場のあちこちではオーナー同士が和気あいあいと語り合う光景が見られた。またイベント終盤には、モータージャーナリストや雑誌媒体、代官山蔦屋書店クルマ・バイクコーナーのコンシェルジュなどが選考を行うコンクールデレガンスのオーナー表彰なども行われ、それぞれの賞を受賞したオーナーたちには記念品が贈呈された。 80台を数えた参加車両は、やはり初代「エリーゼ」以降の「アルミ接着モノコック」世代の車種が多くを占めたが、初代「エリート」や「エラン」といったチャップマンの個性が強く滲み出た初期の名作・意欲作も参加しており、会場はまさにロータス創立75周年を記念するにふさわしい雰囲気となったのである。
長尾 循
【関連記事】
- 【画像】「ヨーロッパ」や「エスプリ」も懐かしカッコいい! 代官山に集まった歴代「ロータス車」を見る(22枚)
- ◎「ハコスカ」に「R32GT-R」エンジンを搭載! 解体寸前から救ってセダンをバンに改造しました
- ◎「テスタロッサ」より高価で「カウンタック」より速くて4人乗り! メルセデス・ベンツ「500SEC AMG6.0」が9000万円前後で販売中
- ◎光岡の1人乗り原付カーがクラシックカーみたい!「BUBU 505-C」の元ネタは戦前のジャガー「SS100」でした【マイクロカー図鑑】
- ◎58年前のロータス「エラン」に試乗して分かった「スポーツカーの真髄」とは? 「軽さこそすべて」は本当でした【旧車ソムリエ】