あまりにも狂暴な復讐劇! ジョーダン・ピールが買い取り、「ジョン・ウィック」チーム製作「モンキーマン」最終予告映像
「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテルが初監督、主演を務め、「ジョン・ウィック」シリーズを手掛けたスタッフと「ゲット・アウト」「NOPE ノープ」のジョーダン・ピールがプロデュースするアクション大作「モンキーマン」最終予告編が公開された。 【動画】「モンキーマン」最終予告 パテルが構想に8年という歳月をかけて完成させた本作は、母を殺されすべてを奪われた一人の男の壮絶な復讐劇。当初は世界配信に向けて製作が進められていた。しかし、ジョーダン・ピールが「劇場で観てもらうべき作品だ」と、あまりの面白さに自身の制作会社で買い取る、という異例の決断を下し、劇場公開にこだわった。 母を殺されたキッド(パテル)は、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、〈モンキーマン〉を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。人生のどん底で、過去のトラウマと戦い、苦しみながら生きてきた彼は、ある日自分から全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を見つける。何年も押し殺してきた怒り、母と自分の人生をめちゃくちゃにしたヤツらへの復讐を誓った彼の目的はただ一つ「ヤツらを殺す」。凄まじい衝動と熱量でヤツらを追い込んでいく姿はまさに【復讐の化神〈モンキーマン〉】。今、彼の人生をかけた壮絶な復讐劇が幕を開ける―。 最終予告は、主人公のキッドが、幼い頃に母を殺し人生の全てを奪っていった憎き警官・ラナを遂に追い詰める緊迫のシーンから始まる。キッドから全てを奪った“復讐相手”張本人であるラナ(シカンダル・ケール)の目の前に立ち、拳銃突き付ける。しかしラナはキッドの問いかけには答えることなく突き付けられた拳銃を振り払い、そして激しい肉弾戦が始まる。タブラの世界的奏者であるザキール・フセインによる鬼気迫るビートとともに「人知を超えた存在にならなければならない」と厳しいトレーニングを積み力をつけていくキッドの姿や、「その男が存在したという記憶を消し去るのだ、何者かになる前に」と囁く怪しげな権力者の声などが続き、今すぐその結末を見届けたくなる熱狂的な映像となっている。 映画は8月23日、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。