【大掃除】「あるのが当たり前」という思い込みと一緒に捨てた“意外なもの3つ”とは
年末が近づき、慌ただしさが増すこの季節。大掃除や年越しの準備、新年の計画など、気ぜわしい日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。そんな時期だからこそ、「本当に必要なもの」を見極め、暮らしの余白をつくる時間をとりたいものです。本記事では、ミニマリスト・筆子氏の新刊『それって、必要?』(三笠書房)より、大掃除をシンプルに進めるための「捨てるスキル」や、必要以上に物を増やさないための「買わない挑戦」など、新年をすっきり過ごすためのアイデアをお届けします。 【この記事の画像を見る】 ● 思い込みと一緒に捨てたあれこれ さまざまな生活習慣の中には、それをするのが当然、と常識にとらわれてなんとなく続けていることがあります。立ち止まって、考え直してみるのも生活をシンプルにするのに役立ちます。 化粧品や水切りカゴなど、私はこれまでにいろいろな物を手放してきました。なかでも、これから紹介する三つの物は、簡単に捨てられそうだけど、常識が邪魔をしてなかなか捨てられない物かもしれません。ですが、大事なことは「自分にとって必要かどうか」。その視点で見極めると、家事全般がラクになり、ストレスが減ります。 日常生活で使っている物の中には、長年使っていて、それがない生活を想像できない物がたくさんあります。しかし、自分の年齢や家族形態、生活環境が変われば、必要性を失う物は意外と多いのです。 ● 小さくても大丈夫、バスルームがすっきり バスタオルは10年ぐらい前に使うのをやめました。お風呂からあがったらバスタオルで体を拭くものだと小さな頃から思い込んでいましたが、そんなことは全然ありません。体の水気をとるために、あそこまで大きくて分厚いタオルは必要なかったのです。 お風呂あがりに体を拭くときは、フェイスタオルを使っています。1枚で充分間に合いますが、もし足りなければ、フェイスタオル2枚を頭と体で1枚ずつ使います。