6年連続ミシュラン掲載「平壌冷麺」の名店 in 韓国・ソウル! 薄味なのになぜヤミツキに?
冬の食べ物として生まれた韓国の冷麺。とはいえやはり暑い時季にはさっぱりと冷たい麺を食べたくなる。 【写真14点】「 麺の美味しさを味わう平壌冷麺 」の詳細写真をチェック そこで今回は、日本では珍しい「平壌冷麺」の名店にご案内~!
いつもご覧頂きありがとうございます。隅谷です。 前回紹介した本場のカルビはいかがでしたでしょうか? 今回はさっぱりとしたメニュー、韓国式の冷麺をリコメンドしたいと思います。 以前も触れたように、冷麺は本来冬場に暖かいオンドル(床暖房)で食べるものでした。しかし、韓国も日本同様に夏場は非常に暑い! ということで、今では夏場によく食べられています。 韓国における冷麺は種類があり、大きく分けると咸興冷麺と平壌冷麺があります。 「咸興冷麺」はビビン冷麺(まぜそばタイプ)が有名で、でんぷん質を多く含んだ麺は噛みきれないので、ハサミを使用して食べるのが特徴的。一方、「平壌冷麺」は水冷麺というスープに入ったタイプが主流で、麺は蕎麦のように噛み切れます。
そして今回紹介するのは「平壌冷麺」です。平壌冷麺は水冷麺の中では高級な部類で、お値段も咸興冷麺と比較すると少し高めです。麺に使われる素材も蕎麦粉が多く含まれるため、日本蕎麦に近いですね。 今回はそんな平壌冷麺の名店に行ってみましょう!
イタリアンシェフによる韓国料理の名店
ソウルで平壌冷麺といえば、「又来屋(ウレオク)」などの有名店が多く存在しますが、今回ご紹介するのは「光広門クッパ(광화문 국밥)」というお店。 光広門はソウルの観光名所、景福宮の正門で、この辺りは東京でいうところの大手町などのビジネス街。お店の最寄り駅は光広門駅もしくはソウル市庁駅で、駅から徒歩で5、6分の距離にあります。
ここはなんと韓国で有名なイタリアンシェフが開いたお店で、日本ではあまり知られていませんが、ミシュランガイドにも6年連続で掲載されているしている名店です。 店名の通り、クッパが看板メニューですが、冷麺も負けず劣らず有名なんです。