【新潟２歳Ｓ・厩舎直送】「普段はかわいい」マジカルフェアリーが初戦完勝後さらに良化
［ＧⅢ新潟２歳ステークス＝２０２４年８月２５日（日曜）２歳、新潟競馬場・芝外１６００メートル］ 小倉の芝１８００メートル戦で初陣を飾ったマジカルフェアリー（牝・寺島）。２着馬に２馬身差をつける完勝だった。調教通りの走りを、実戦でストレートに反映した形だ。木村助手が確かな口調で説明する。 「前回は仕上がりとしては六、七分。トモの緩さが残っていたし、半信半疑な部分はあった。調教は動いていたけどね。前走後、良化している。体に張りが出ているから。状態は前走以上だよ」 １９日朝の気配は上々。夏の暑さはまったく関係なく、馬房から穏やかな表情を見せていた。新種牡馬サートゥルナーリア産駒。勝てば父に初の重賞タイトルを届けることになる。 同助手は「普段はかわいい。もうそれだけ。悪いことはしない馬だよ。小倉までの輸送はヘッチャラだったし、新潟でも前回と同じくらいの体で出走できるんじゃないかな。新潟の長い直線はいいかなとは思うね」と前向きな姿勢でまとめた。
東スポ競馬編集部
