イザの恒例チャリティーイベントに草刈民代や元K1チャンピオンらも登場
セレクトショップのイザ(IZA)は12月23日、恒例のチャリティーイベント「イザ ピンク クリスマス2024(IZA PINK CHRISTMAS2024)」をザ・リッツ・カールトン大阪で開催した。同イベントは、2007年に乳がんの早期発見・診断・治療の大切さを伝える啓蒙活動であるピンクリボン運動のチャリティーイベントとしてスタート。今年で17回目を迎えた。今年は俳優の草刈民代が乾杯の音頭をとり、杉本彩ら豪華ゲストによるファッションショーのほか、元K1チャンピオンの小比類巻貴之による特別試合などが会を盛り上げた。寄付金額は過去最高額の301万2000円となった。 【画像】イザの恒例チャリティーイベントに草刈民代や元K1チャンピオンらも登場
乳がんサバイバーによるファッションショーや
元K1チャンピオン小比類巻貴之による特別試合も
会は乳がんを経験した女性たちによる「キャンサーギフトコレクション」で幕を開けた。乳がんを経験したサバイバー16人が「コート(CO|TE)」の衣装をまとい登場し、スターシップの「愛はとまらない(Nothing's Gonna Stop Us Now)」に合わせてランウエイを歩いた。辛い治療を受けたり、体に傷を追ったりした経験を乗り越え、真っ直ぐ前を見据えて笑顔で歩くその力強いウォーキングに、会場は終始感動に包まれた。
参加したサバイバーたちは今年、1年間のウォーキングトレーニングも受けた。ショー後にステージに上がった草刈民代は、「皆さんの歩き方を見てどれだけトレーニングを積んだのかがよく分かった。皆さんのランウエイに心を揺さぶられ、胸に込み上げてくるものがあった」とコメントした。
続いて、イザが取り扱う「ヌメロ ヴェントゥーノ(N21)」「パトゥ(PATOU)」「ニナ リッチ(NINA RICCI)」「デストレー(DESTREE)」の新作をまとった人気モデルが次々に登場するランウエイショーが観客を魅了した。今年は初めてメンズの回も設けてマットローズやネットフリックス(Netflix)のリアリティーシリーズ 「ボーイフレンド」に出演のRYOTA、USAK、IKUOらがモデルとして登場した。ショー後には、同シリーズのプロデューサーを務めたモデルのTAIKIが田中タキとともにLBGTQ+をテーマに語り、同性愛の偏見や差別意識を解消していきたいという思いを語った。そのほかにも、モデルのSUMIREとマットが人気のクリスマスソングを歌い上げるパフォーマンスや、タレントのIMALUと、作家で女性のためのセクシュアルグッズショップ「ラブ ピース クラブ」代表の北原みのり、植物療法士でサンルイ・インターナッショナル代表の森田敦子によるフェムテックをテーマにしたトークショーなども行われた。