イザの恒例チャリティーイベントに草刈民代や元K1チャンピオンらも登場
また元K1チャンピオンの格闘家小比類巻貴之もゲストに駆けつけた。小比類巻は実の姉を乳がんで亡くした経験から、同イベントの趣旨に賛同。30年前に姉が応援に駆けつけた試合で負けた相手であった格闘家の桜木裕司との特別試合をランウエイ上で行い、会場を盛り上げた。
寄付金は日本対がん協会など3団体へ
イベントで集まった301万2000円は、「公益財団法人日本対がん協会 乳がんをなくすほほえみ基金」「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」「公益財団法人ジョイセフ」の3団体に寄付した。
公益財団法⼈⽇本対がん協会の梅⽥正⾏理事⻑は、「がんを経験した人たちがいきいきと明るく社会復帰できるようにがん征圧に取り組み、寄付金を最大限に支援活動に活用していく」と約束。またジョイセフの⼩野美智代デザイン戦略室⻑は、タリバン政権下でアフガニスタンの女性の教育が制限されていることなどについて触れ、まずは世界の現状を知ってほしいと呼びかけた。公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの杉本彩理事長は来年の動物愛護管理法の法改正に向け、厳罰化を求める署名活動を行っている最中だと話し、「動物が幸せに暮らせない国では、人間も幸せにはなれません。社会で弱い立場にある動物を私たち人間の問題として、向き合っていかなければいけません」と訴えた。
主催者の田中は、「皆さんの支援に心より感謝する。自分以外の人たちに役に立てることがあるなら、こんなに素敵なことはない。これからも全力で継続するので、よろしくお願いします」と参加者に投げかけた。