平田憲聖、24歳誕生日の誓い 賞金王「目指したい」/国内男子ゴルフ
国内男子ゴルフの今季ツアー最終戦「日本シリーズJT杯」は28日から4日間、東京・東京よみうりCC(7002ヤード、パー70)で行われる。26日は練習日で、この日24歳の誕生日を迎えた賞金ランク1位の平田憲聖(ELECOM)が9ホールを回り調整。「いい1週間にしたい」と笑みを浮かべた。 今季優勝者ら30人が出られる舞台で、平田から6位の石川遼までは賞金王の可能性が残るという大混戦。優勝賞金は4000万円、2位は1500万円のため、現時点で2500万円差以内につける5位の木下稜介までは優勝で無条件での戴冠となる。石川は優勝に加えて、平田が3位以下になることが条件となる。 平田は今季23戦に出場して全試合で予選通過。抜群の安定感で今季4勝を積み上げた。「1年間で1番うまかった選手がそのタイトルを取る。ここまで来た以上は目指したい」。決意を固め、4日間を走り切る。(阿部慎) ■前週に今季2勝目で賞金ランク4位に浮上、史上最年長での初賞金王がかかる43歳の岩田寛 「何にもないです。優勝も最終日のラウンド中に考えること。その準備はします」 ■前週は左股関節唇損傷で途中棄権、賞金ランク5位の木下稜介 「踏み込んだりねじりあげるときに痛みが出る。もう痛いとかケガとか言ってられない。優勝を目指すだけ」