駒大高、八王子実践、共栄学園の都勢3校ともストレートで2回戦へ 春の高校バレー
名門・共栄学園が2年ぶりの好発進だ。高校生ながら日本代表も経験したエース・秋本主将を中心に攻守に安定。近江兄弟社をストレートで下した。
第1セット序盤から、身長184センチの秋本と同183センチの山下が軸となり、高さのある攻撃で相手守備を圧倒した。中盤には8連続得点も記録し、このセットを25-8で制する。
だが「安心して気が抜けた」(秋本)という第2セットは一転、点の取り合いに。一時劣勢に立たされる場面もあった。それでも秋本は「チームをまとめるのが自分の役割」と、積極的な声掛けでチームを勝利に導いた。
初めての春高となった1年生の山下も、秋本に負けじと躍動。試合後は「まずは勝ててよかった」と微笑み、「3年生には笑顔で引退してほしい」と、さらなる活躍を誓った。(宮崎秀太)