【バドミントン】渡辺勇大&田口真彩は1回戦敗退。「デンマークオープンのときからよくなっている部分はある」(田口)<熊本マスターズ2024>
昨年から新たに日本で始まったBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパンは、今年も大盛況。混合ダブルス1回戦でマレーシアペアに1-2で敗れた渡辺勇大&田口真彩のコメントを紹介する。 ――試合を振り返って 渡辺 全日本社会人よりデンマークオープン、デンマークより今大会と、ちょっとずつよくなっていると思います。 田口 デンマークのときからよくなっている部分はあると思います。スピードの部分では、戦えていたのかなと。でも、勝ちきるというか、点を取りにいくところもそうですし、ミスをしないというところでも、相手の方が上でした。 ――今大会に向けた練習が生きた部分は? 田口 練習は、1週間くらい。自分が後ろにまわされたときのローテーションの仕方は、どんどんよくなっているかなと思います。でも、今日は終始、緊張していた。初めて足が硬くなって、あまり動かなかったです。前衛のプレーでもっとシャトルにさわりたかったけど、勇大さんに任せてしまう場面が多かったです。 ――試合中に手ごたえを得ている部分は? 渡辺 いや、まだ勝っていないので、勝ってから言いたいと思います。まだまだ、挑戦者。まずは、何とか1勝。来週も続くので、頑張りたいです。 ――課題は? 田口 ローテーションの部分など、まだ自分がミックスダブルスをできていないことが多い。前の勝負の仕方、ディフェンスから攻めに変えていく展開も、まだ自信を持ってできていません。そこで自信を持って戦えるように練習していきたいです。 ――田口選手は、レシーブ力も強化できているのでは? 田口 コーチや勇大さんに聞いて意識している部分はあるのですが、勇大さんに「どんな球がきても返すことが、まず大事」と言われてから、その言葉が自分の中ですごく響いてます。どんな球がきても返したい思いが強くなって、それで返せている部分が増えたのかなと思います。 ――第1ゲームの終盤、田口選手がねらわれる中でも、ねばり続けて最後の1点が取れていた 渡辺 最後に1点を取りきることは、すごく大事。何とか返すという技術は、彼女は持ち合わせていると思うので、それを試合の中で21点を2回取りきるまで続けられるかどうか。そこは、僕も含めて、まだまだだと思います。 ――直近の目標は? 渡辺 来週(中国マスターズ)、とりあえず1勝。頑張ります。 田口 来週は本当に貴重な試合になるので、1勝できるように頑張ります。
取材・文・写真/平野貴也