<春に挑む>センバツ 京都外大西、京都国際 選手紹介/3 /京都
◇「二刀流」こなす主砲 京都外大西 相馬悠人選手(2年) 安打数、長打数、打点で新チーム1位の数字をたたき出したチームの主砲。狙った球は逃さず得点につなげる長打力が光る。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 近畿地区大会では主に一塁を守り、安定した守備を見せたが、一度マウンドに立てば、最速141キロの速球に複数の変化球も操る投手として活躍する。 「能力が高い。甲子園では田中遥音との2枚看板で行く予定」と上羽功晃監督も期待を寄せるが、先発でマウンドに上がった大阪桐蔭(大阪)との近畿大会決勝では苦戦。それでも「相手には余裕があった」と冷静に分析し、センバツでの活躍を誓う。 甲子園での個人の目標はホームランを打つこと。聖地にアーチをかけるべく、ひたむきに練習に励む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)栃木県壬生町立壬生中(2)174センチ、80キロ、右投右打(3)吉田輝星(オリックス)、吉田正尚(レッドソックス)(4)肉、すし、ラーメン、カニカマ ……………………………………………………………………………………………………… ◇けがに勝ち一振りを 京都国際 服部颯舞(ふうま)選手(2年) 思いもかけない大けがだった。2023年最後の公式戦となった近畿地区大会準決勝の走塁で、ベースを踏んだ際に右膝に痛みを感じ途中交代。前十字靱帯(じんたい)断裂と診断された。 昨秋は全10試合に出場し、小牧憲継監督には一塁手としての守備力を買われていた。手術したが、すぐには守備も打撃もできない。トレーナーらに「焦るな」と励まされながら、つらいリハビリに取り組んでいる。「膝の状態はまだ40%」だが、なんとかセンバツに間に合わせ、一振りに懸けたいと願う。 福知山市の中学硬式野球チームでは2年先輩に森下瑠大投手(現DeNA)がいたが、後を追ったわけではなく「適正な人数で効率的な練習ができると思って」進学した。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)福知山市立成和中(2)177センチ、77キロ、右投右打(3)伊藤大海(日本ハム)(4)すし ……………………………………………………………………………………………………… (1)出身中学(2)身長、体重、投打の左右(3)好きな野球選手(4)好きな食べ物 〔京都版〕