水原一平被告の量刑言い渡しが3度目の延期 今月24日の予定が2月6日に
ドジャースの大谷翔平選手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)の量刑言い渡しの期日が24日(日本時間25日)から2月6日(同7日)に延期された。延期は3度目。米スポーツサイト、アスレチックのエヴァン・ドレリッチ記者が自身のX(旧ツイッター)で速報した。 弁護人がカリフォルニア州の連邦地裁に延期を申し立てて認められた。弁護人が連邦地裁に提出した書面によると、ギャンブル依存症の鑑定は既に終えており、水原被告とは無関係の事情で精神科医の鑑定書の作成が遅れたためとしている。 当初は10月25日に言い渡される予定だったが、弁護人が「水原被告がギャンブル依存症に関する鑑定を受けるための、精神医学の専門家を探していると説明。連邦地裁に提出する書類作成に時間が必要」と申し立てて12月20日に延期。さらに「水原被告が体調を崩し、専門家との面談を受けることができず、報告書の作成が間に合わない」と主張して24日に再延期されていた。 連邦地検によると、水原被告は2021年11月ごろから昨年3月ごろにかけ、違法スポーツ賭博による借金を返済するために大谷選手の口座から約1659万ドル(約26億2000万円)を盗み、胴元側に不正に送金した。大谷選手の口座から得た金を課税所得として報告しなかったとする虚偽の納税申告の罪にも問われている。
東スポWEB