阪神・岡田彰布監督が近本外しで監督通算700勝達成!1番に島田を起用した打線が爆発
(セ・リーグ、阪神8-1中日、12回戦、阪神7勝3敗2分、27日、甲子園)阪神は終盤に打線が爆発し、逃げ切った。0-0で迎えた七回無死一、三塁で大山が左前打を放って先制。続く前川が適時二塁打、佐藤輝が2点打と3者連続適時打で突き放した。八回には森下にも適時打、前川が2打席連続の適時打を放つなど4得点。9日の西武戦(甲子園)以来の2桁安打、5月16日の中日戦(バンテリンドーム)以来の8得点以上と久々に打線が目覚めた。先発の村上は一回無死一、二塁のピンチをしのぐと、回を重ねるごとに安定感を増し九回途中8安打1失点。完封こそならず、九回1死で降板したが、プロ最多11奪三振、こちらもプロ最多の133球の力投で4月30日の広島戦(マツダ)以来となる今季3勝目(5敗)をマークした。岡田監督は貧打に苦しむ打線を変えるべく、近本に代えて「1番・中堅」に島田を起用。その島田が2安打3出塁と応えた。岡田監督はこれで史上20人目となる監督通算700勝に到達。チームは連敗を2で止めた。