静岡県知事 「統一できれば来られた方も迷わなくて済む」富士山“入山料”めぐり山梨と足並みそろえる考え
静岡放送
静岡県が2025年夏の導入を目指す富士山の登山規制をめぐり、静岡県の鈴木康友知事は12月12日、入山料などの条件について「山梨県とできる限り足並みを揃えていきたい」との考えを示しました。 【写真を見る】静岡県知事 「統一できれば来られた方も迷わなくて済む」富士山“入山料”めぐり山梨と足並みそろえる考え <静岡県 鈴木康友知事> 「来年の入山規制・入山ルールについても、(山梨県と)しっかり歩調をあわせて、富士山の自然を守りながら観光振興にも努めていきたい」 12日、都内で開かれたイベントで2025年夏の導入を目指す富士山の登山規制について言及した鈴木知事。富士山の登山規制ををめぐり、静岡県は、条例の策定に向け議論を続けていて、入山料1人当たり4,000円の徴収の検討や夜間通行規制の実施などを盛り込んだ条例の骨子案を検討しています。 鈴木知事は、規制の内容を静岡県と山梨県で合わせることで大きなメリットがあると話し、山梨の長崎幸太郎知事も賛同しました。 <山梨県 長崎幸太郎知事> 「(静岡県と)情報交換はしている。私たちとしては調和がとれることが一番望ましい形だと思っている」 <静岡県 鈴木康友知事> 「足並みを揃えることに私は大きなメリットになるんじゃないかなと思っている。1番は入山料等を統一できれば富士山に来られた方にとっても迷わなくて済むと思う」 静岡県は13日、県議会の文化観光委員会で条例の骨子案を示し、2025年の2月定例会に提出する方針です。
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