「ジレニアル世代」は板挟み…それはスーパーパワーであり、呪いでもある(海外)
ミレニアル世代とZ世代の葛藤
ミレニアル世代は困難な時代に成人になった。2008年の大不況の影響で賃金が停滞し、失業率も高く、実家から独立したり、住宅を購入したりといったライフステージのマイルストーンを達成するのに苦労してきた。 だが、Z世代はさらに厳しい状況に直面している可能性がある。ワシントン・ポストがアメリカ労働統計局(BLS)のデータを分析したところ、彼らは生活費や住宅価格の高騰、クレジットカード負債の影響を他の世代よりも強く受けているのだ。 彼らの中間に位置するジレニアル世代にとっても、人生には常に困難が付きまとっている。 広報・コミュニケーション代理店Lem-uhnの創業者であるリアノン・パーマー(Riannon Palmer)は、仕事と生活のバランスを取ることについてよく考えることがある。 「自分が懸命に働いているということを証明しなければならないように感じる。期待に応えたいという気持ちと、良好なメンタルヘルスを保ちたいという気持ちとの間で、常にバランスを取らなければならない」
スーパーパワーであり、呪いでもある
マネジメントとリーダーシップを専門に組織コンサルティングとコーチングのサービスを提供するWerqの創業者兼CEOであるイラナ・ジブコビッチ(Ilana Zivkovich)は、ジレニアル世代が直面する課題は、実は彼らの強みを表しているのかもしれないと言う。彼らは年上や年下の同僚と自然にコミュニケーションがとれると彼女は考えている。
Lindsay Dodgson