60歳独身で、貯蓄は「1500万円」あります。年金もあれば老後は暮らしていけますよね?
※上記計算を基に筆者作成 表2を見てみると、今回のデータを基に計算した場合、年金を含む社会保険給付だけでは支出を賄えないことが分かります。さらに貯蓄が1500万円あっても足りません。このことから生活費は足りなくなることが予想できるでしょう。 また、高齢になると病気やけがのリスクが高まることから、年金と貯蓄1500万円だけだと、たとえ支出をおさえたとしても老後資金としては心もとないでしょう。 「もらえる年金が少ない」「貯蓄があまりない」などの場合には、定年後も働いて収入を確保するか、節約して支出をおさえる必要があります。
年金と貯蓄1500万円だと老後の生活費が足りなくなる可能性がある
今回の結果より、年金と貯蓄1500万円では、老後の生活は厳しいことが分かりました。もちろん人によって支出やもらえる年金が異なりますので、あくまで目安です。実際に、自分が老後にいくら必要になるのかを把握しておくと安心でしょう。 しかし万が一のことを考えて、早い時期から十分な老後資金を用意しておくことが大切です。貯蓄が少ない場合には、定年後も働き続けることを検討しましょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2022年(令和4年)平均結果の概要(15.18ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部