家賃節約のため、浴槽なしシャワールームのみの物件に住もうか悩んでいます。何かデメリットはあるのでしょうか?
浴槽なしシャワールームのみの物件は、相場よりも家賃が安く設定されていることが多く、また浴槽がない分、掃除の手間が省けるのもメリットです。しかし、入居にあたってはメリットだけでなくデメリットについても理解しておくことが重要です。 この記事では、シャワールームのみ物件の主なデメリットや向いている人の特徴などについて解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
シャワールームのみ物件の主なデメリット
浴槽がなくシャワールームのみの物件では、主に以下のようなデメリットが想定されます。住み始めてから後悔しないよう、自分は我慢できそうかよく考えておきましょう。 ■お風呂でくつろげない シャワーのみの場合、湯船にゆっくりとつかれません。浴槽がない分シャワールームが狭く、基本的には立っていないといけない場合も多いでしょう。お風呂に入ってもくつろげず、人によっては疲れが取れにくいでしょう。 ■冬場には寒く感じる 浴槽がないため浴室全体が冷えやすく、湯船につかって体を温めることもできないため、冬場では寒く感じることが多いでしょう。特に冷え性の人では、つらく感じてしまうかもしれません。入る前に熱めのシャワーを出して浴室を温めておく、エアコンで周囲の部屋の温度を上げておくなどの工夫が必要です。 ■脱衣所がないことが多い 浴室スペースが狭く、脱衣所がないことが多い点もデメリットに挙げられます。脱衣所がない分、シャワー後の湿気がリビングなどほかの部屋に逃げやすく、カビが発生しやすくなります。換気扇の利用や、窓を開けての換気など、シャワールームに近い部屋の湿度調整には十分気を付けなくてはなりません。
シャワールームのみ物件が向いている人
シャワールームのみ物件に向いているのは、「もともと湯船にゆっくりつかるのが苦手な人」「寒がりではない人」「浴槽の掃除が苦手な人」などです。加えて、「お風呂関係は多少不便になっても家賃が安く、その分ほかの空間が広い物件に住みたい人」や「光熱費を抑えたい人」にとっても、お得な選択肢になるでしょう。