【レスリング・藤波朱理選手の素顔に迫る Part3】父でありコーチの俊一さん 遠慮がちに明かした藤波選手への本音…
パリオリンピックのレスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した三重県出身の藤波朱理選手が、中京テレビ「キャッチ!」のスタジオに登場しました。出演の直前には、三重県が藤波選手に「三重県民栄誉賞」を授与することが決定し、喜びも倍増! ここまでオリンピックでの活躍を振り返りながら、友人たちが語る意外な素顔にも迫ってきましたが、最後に藤波選手を最もよく知る“あの人”に話を聞いてきました。
父・俊一さんが普段は言えない本音を告白 「気分悪くするかもしれないけど…」
藤波選手を最もよく知るといえば、もちろんこの人。パリオリンピックでセコンドを務めた藤波選手の父・俊一さんです! 決勝で勝利した後、藤波選手が俊一さんに抱きついたシーンが印象的でしたが、抱きつかれると思っていましたか? 父・俊一さん: 「全然サプライズですね。驚きました。『おっ!』ってね。後ずさりしてしまいました。倒れそうになったね。『おっ、来たか! おぉ!?』ってね」
大学に入ってからの2年間、藤波選手は東京でお父さんと2人暮らしをしていました。俊一さんに、その時期のことを思い出してもらいましたが…。 父・俊一さん: 「2人暮らしはキツかったですね、想定外に。だんだん大人になってくるから、接し方とか非常に大変でした。(練習で)タイムを計っていて、ちょっとでも『お~時間過ぎてた』って言ったら、もう怒る怒る。『ごめんごめん』って言っても『何やってんのー!』って。私自身も経験ないじゃないですか。この年になってあんまり上からガーって言う人もいない」
藤波選手と少し離れる時間ができた今、何か言いたいことはありますか? 父・俊一さん: 「今後のこととか言うと気分良くないところもあるかもしれないけど、私としては2連覇と言わず3連覇4連覇を目指せるうちに目指してほしいなと思います。そして、またこれも気分悪くするかもしれないけど、ある程度踏ん切りつけて、早く結婚して家庭を持って、また新たな挑戦をしてほしいなと思います」