今年のドラゴンズは試合開始1回で勝敗が決まっていた?データ分析から見る"先発ピッチャー陣"に求められるものとは?
勝負は初回で決まる
しかも先制された場合の負けは、10月2日時点で59敗。先制されての負けはリーグワースト。去年はもっとひどく63敗。当然ながらリーグワーストでした。 一方、中日は先制した59試合では41勝14敗4分け。なんと勝率7割4分5厘。この勝率は読売ジャイアンツに続いて2位です。 若狭「中日は先制するとほぼ勝って、先制されるとほぼ負ける。しかも1回に先制されるケースが多い。だから、どんだけバンテリンドームに行って応援しても1回を見たら、だいたいわかるんです」 ファンには厳しい現実ですが、元も子もないことを言う若狭。 若狭「ドラゴンズ打線に逆転するほどの反発力はない。去年も今年も投手の顔ぶれが一緒で同じ状況なので、なんとか先発投手の立ち上がりを克服してもらわない限り、浮上は見込めない。とにかく現状の先発ピッチャーの進化を期待します」 以上、若狭敬一の分析でした。まずはドラフトに注目しましょう。 (尾関)