萩生田氏の政倫審出席調整 自民、旧安倍派裏金事件で
自民党は、派閥裏金事件を巡り、旧安倍派に所属した萩生田光一元政調会長の衆院政治倫理審査会出席に向けて調整に入った。関係者が5日明らかにした。衆院には萩生田氏を含め旧安倍派議員ら計15人が政倫審に出席しておらず、党執行部は他の議員にも出席を促す考えだ。 衆院政倫審は、先の通常国会で旧安倍派ら関係議員に対する出席要求を議決したが、一部が出席するだけにとどまった。議決は10月9日の衆院解散によって失効した。出席に応じていなかった約40人のうち、萩生田氏を含め15人が衆院選で当選した。