フリーマン、右手指の骨にひび判明もスタメン出場 ロバーツ監督「フレディは我慢強い」 新戦力エドマン中堅と遊撃兼任 マンシー3カ月ぶり復帰
「ドジャース―マリナーズ」(19日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場することが発表された。17日の試合の守備でゴロ打球を右手中指に当てて途中交代し、前日の試合を欠場したフレディ・フリーマン内野手は患部の骨にひびが見つかったが、「3番・一塁」で2試合ぶりに出場する。 17日に敵地セントルイスで行われた試合で途中交代した後、レントゲン検査を受け、骨に異常なしと発表されていたフリーマン。負傷直後は歯磨きや洗髪もできないほどの痛みで、一夜明けても腫れや痛みが引かなかったため、ロサンゼルスに戻って精密検査を受けた。この日の試合前に取材に応じたロバーツ監督は検査結果について「右手中指か人差し指の骨にひびが見つかった。フレディは我慢強いのでプレーできる。打撃には影響しないはずだ」と話した。 この日は左脇腹を痛めて長期離脱していたマックス・マンシー内野手が「7番・三塁」で5月15日以来、約3カ月ぶりに戦列復帰するほか、開幕前に右手首骨折手術を受けたトミー・エドマン外野手が「9番・中堅」で今季初めて出場する。ドジャースはリハビリ中の同外野手を7月末のトレード期限前に三角トレードでカージナルスから獲得した。二遊間も守るユーティリティ選手の起用法についてロバーツ監督は「今夜は中堅、明日は遊撃。明後日は休ませて、また中堅を守ってもらう」と明かした。 また、エドマン同様、内外野を守り、現在、左脚の付け根を痛めて離脱しているクリス・テイラー選手については「1週間以内に戻るかもしれない」と復帰間近であることを示唆した。 投手陣はけが人が続出する一方で、打撃陣は主力が次々と復帰し、ベストの陣容が整いつつある。ロバーツ監督は「投手陣はまだ数人かが復帰しようしているが、打線に関しては今いる選手たちに満足している」と話し、8戦ぶりの本拠地で迎え撃つマリナーズとの3連戦を「いいテストになる」と表現した。