「お庭バーベキュー」で近所トラブルを防ぐには? 食材選びや便利グッズなど対策方法とは
キャンプに行きたいけど時間が取れない……。そんな時にキャンプ欲を満たしてくれるのが「お庭バーベキュー」。移動時間がなく手軽にできるため、定期的に「お庭バーベキュー」をおこなっているおうちも多いのではないでしょうか。 【写真】知っておきたいお庭でのBBQのマナーをチェックする(全5枚) 一方ネット上では「近所でバーベキューをされると迷惑」という声も多いよう。そこで今回は「お庭バーベキュー」が迷惑とされる理由と、迷惑と言われないための対策方法を紹介していきます。
気をつけたいのは“煙”と“騒音”
「お庭バーベキュー」が迷惑と言われる理由は、主に“バーベキューの煙”と“騒音”。「煙が洗濯物につきそう」「バーベキューの臭いが部屋の中にまで入ってきて迷惑」「ワイワイ騒ぐ声がうるさい」などと苦情の声が上がっているようです。やっている方は楽しいかもしれませんが、関係のないご近所さんからしたら確かに気分のいいものではありません。ではどうすればご近所さんに迷惑をかけず、「お庭バーベキュー」を楽しむことができるのでしょうか。
BBQを楽しむ時間帯にも注意が必要
「お庭バーベキュー」の際にまず気をつけたいのが時間帯。当たり前のことではありますが、早朝や夜遅い時間帯は避けて、常識的な時間内でバーベキューを終えるようにしましょう。尚、昼間の時間であっても長時間のバーベキューは考えもの。庭先でのバーベキューは長くとも2~3時間で終わるようにして、話し足りないのであれば家の中に場所を移すのがベターです。 声についても、お酒が入ったり会話が盛り上がることでついつい大声になってしまうこともあります。自分達で注意しあって、近隣の迷惑になるようなバカ騒ぎはしないよう気をつけてください。
少しの工夫で煙は減らせる!
意外と多かったのが、「バーベキューをするのはいいけど事前に言ってほしい」という声。確かに事前に分かっていれば、洗濯物を室内干しにしたり、窓を締めるなどして煙や匂いの対策をとってもらうことも可能です。ご近所付き合いのマナーとして、「何日の何時頃からバーベキューをします。何かあれば言ってください」と挨拶をしておくのもひとつの方法かもしれません。 とはいえ煙や匂いが少なく済むよう、できる限りの工夫は必要。そもそもバーベキューの時に発生する煙は、脂が炭に落ちることで発生しています。そのため脂身の少ないタンや赤身、魚介をメインにすると煙を抑えられます。 また火おこしの際も新聞紙を使うと灰が舞ってしまうので、煙の出にくい着火剤を使ったり、炭はオガ炭を使うのがgood。最近ではさまざまなメーカーから無煙、少煙のバーベキューコンロも販売されているので、そちらを活用するのもおすすめです。 楽しいはずの時間が、ご近所トラブルに発展する可能性もある「お庭バーベキュー」。実施しても大丈夫かどうかは、ご近所さんとの関係性も大いに影響します。慎重に判断して、実施する際は気遣いを忘れないようにしましょう。
野中陽平