【ハワイ現地発】価格別に厳選! 10ドル・15ドル・25ドルのコスパ抜群ランチ
アラモアナセンターに高さ約15mのビッグサンタが登場し、クリスマスまっしぐらのハワイ。ブラックフライデーセールも控えて財布の紐がゆる~くなっているアメリカ人たちも、ショッピングも食事も少しでもお得に楽しみたい。そんな彼らに評判となっているコスパのいいランチを価格別に紹介しよう。 【画像】インターナショナルマーケットプレイス2階、ミツワマーケットプレイスのフードコート内にある ■ ワイキキで10ドルランチ ワイキキはほかの地域より何もかも値段が高いことから「ワイキキ価格」という言葉がある。そんななかで、10ドルランチを提供しているのが、今年9月にハワイに初上陸した「ゴーゴーカレー」だ。 ハワイの人たちは黒く輝く「金沢カレー」に釘付けに。しかもレギュラーカレーは9.95ドルなのだから、目も輝く。 金沢カレーの特徴は5点。 ・ルーは濃厚でドロッとしている ・キャベツの千切りが乗っている ・ステンレスの皿に盛られている ・フォークでカレーとカツを食べる ・カツにソースがかかっている この店はとことん「ゴーゴー」にこだわり、「55」の工程で、5時間かけて煮込んだ特製カレールーを、55時間寝かせて作っている。ふっくらご飯にかかった黒いカレーを一口食べると、熟成された旨みと甘みが口の中いっぱいに広がった。 ちょっと奮発するなら、一番人気のカツカレー(14.95ドル)を。トンカツとチキンカツがあり、サクッと揚げたカツにとんかつソースがかかっている。 ちなみに大奮発すると、巨大な1皿に、トンカツとチキンカツ2枚ずつ、ソーセージ4本、エビフライ2尾、ゆで玉子2つが乗ったワールドチャンピオン(46.95ドル)なんていうメニューもある。 日本でおなじみの店かもしれないが、カレールーの味は野菜ベースのため、日本にはないハワイならではのゴーゴーカレーを味わえる。 ■ キングストリートで15ドルランチ アラモアナセンターから徒歩6分の「KOTETSU CHAYA」は日本のエッセンスがたっぷり入ったプレートランチをリーズナブルに食べられる。 ローカルの空気が漂うキングストリートに、ニューヨークや東京の神楽坂などで経験を重ねた日本人オーナーが昨年オープンした店。ロコが大好きな「フライドチキン」は、ここでは「日本の唐揚げ」に。ダントツ人気が、この唐揚げ弁当(15.50ドル)だ。 唐揚げのほか、生姜焼きやスタミナ弁当も15.50ドル。タコライスと沖縄焼きそばは13.50ドル。味とクオリティは日本、ボリュームはハワイなので、かなりお得感がある。 ちなみにアルコール類や飲み物は持ち込みOKで、持ち込み料もかからない。例えばビールを持ち込んで、カリッと揚げられた大きな唐揚げのみがゴロゴロと8個くらい入ったプレート(10.50ドル)をつまめばリーズナブルな休日ランチとなる。 うどんや地獄ラーメン(辛さ4段階)などメニューが幅広く、日本の味が恋しくなったときにも駆け込める。 ■ アラモアナでコリアンランチ 食のメルティングポットのハワイは、韓国料理も充実している。昔から地元で愛されてきた店がある一方、続々と新たな韓国料理も。数あるなかでいいウワサしか聞かないのが、アラモアナにある「ハンガン」。 つい先日も、「ハンガンのランチ、行ったことある? いいらしいよ~」とローカルの友達が言っていたので、仕事仲間との会合にこの店を選んでみた。これがよかった! 行列覚悟だったが、ある土曜に開店時間の11時に行ったらすんなり入れてホッ。評判のランチスペシャルセットは、栄養ご飯、メイン料理、チゲで25.95ドル。メインは、LAカルビ、BBQチキン、イシモチ焼きまたは鯖焼きから選べ、チゲは純豆腐チゲかキムチチゲから選ぶ。 韓国料理といえば、バンチャン、いわゆる小皿料理が出てくるのがお楽しみだが、その品数の多いこと! 滋味あふれる栄養ご飯はモチモチ、純豆腐は辛さと旨みのバランスがよく、メインに選んだカルビも申し分ない味わいだった。 ランチの予算としては高めだけど、朝食でも30ドルを軽く超えるハワイでこのランチが高評価なのに大いに納得した。シックな雰囲気で落ち着いて食事ができ、ランチが15時まで営業しているのもうれしい。忘年会ランチもここにしようと思っている。
トラベル Watch,大澤陽子