【目標は市内の老人全員がバルーンアートをできるようになること!?】今年で活動24年目 息ピッタリの夫婦パフォーマーの活動に迫る
「もし可能なら、平日に能登半島地震の避難所に慰問したいなと思っているのですが、勝手に行っても迷惑がかかると思って悶々としています。どこに問い合わせればいいのかもわからなくて」 【写真】YouTubeチャンネルのQRコードTシャツがよく映える青色の三朝さん(左)と黄色のうたこさん(右) そう語るのは、愛知県出身のめおとパフォーマー「あおき 三朝(さんちょう)+うたこ」の黄うたこさん。平日に仕事が入ることは少ないため、被災者の気分転換にでもなれば嬉しいと言います。 「あおき」は名字ではなく、覚えやすいように色の「青」と「黃」を表しているとのこと。衣装だけでなく、髪の色から眼鏡のフレームに至るまで、三朝さんは「青色」を、うたこさんは「黄色」のものを着用しています。 日常生活においても「青」と「黃」で生活しており、その見た目の特徴から数回しか行ったことのないショッピングモールでも覚えてもらっているそう。 愛知県出身のあおき 三朝+うたこさんは現在滋賀県長浜市に移住し、全国のさまざまな地域でアクロバットを中心に夫婦で活躍しているパフォーマーです。 今回はそんな三朝さん、うたこさんが出会ったきっかけやパフォーマンスを始めたきっかけ、最近の困りごとなどについて詳しく伺いました。
青と黃の出会いはパントマイム教室
高校生のときにテーブルマジックを始めたという三朝さんと、イベント会社に所属してクラウンとして活躍していたうたこさん。2人の出会いはパントマイム教室だったそうです。 日本では「ピエロ」と呼ばれることが多いクラウンですが、ピエロは悲しみを表現するクラウンの役名を指します。一方、クラウンは道化師全般を指す言葉であり、うたこさんはピエロではなくクラウンでした。 「それぞれ、パントマイムは自分のやってることに役立つのではないかと考えて参加したのですが、そこで出会いました」 と語る三朝さん。その後意気投合し、一緒にショーに出演することも増えたといいます。現在のように「あおき」を名乗るようになったのは、パントマイム教室からしばらく経った2000年のことでした。 「じつはミレニアル芸人なので、あおき 三朝+うたことしての活動は今年で24年目になります」 三朝さんは感慨深そうな表情で語ってくれました。