エンバペがPSG退団を発表「今季が最後。契約は延長しない」。レアル・マドリー移籍が濃厚
フランス代表FWキリアン・エンバペが今季限りでのパリ・サンジェルマン(PSG)退団を発表した。 【動画】エンバペがPSG退団を報告… 2017年夏のモナコからの期限付き移籍を経て翌年に完全移籍でPSG入りしたエンバペは、その後の7シーズンにわたってエースとして活躍。公式戦306試合に出場して255ゴールを挙げるなど、6度のリーグ・アン制覇を含む14のタイトル獲得に貢献してきた。 しかし今年2月には、今シーズン限りで満了を迎える契約の延長オプションを行使しないことをクラブ側に通知したと複数メディアが報道。今夏のフリーでの退団が濃厚とみられてきた中、エンバペは10日に自身のSNSで「みんなに話したいことがある。時が来れば話すと常に言ってきた。だから今、みんなに伝えたい。今季がパリ・サンジェルマンでの僕のラストイヤーになる。(契約を)延長しない。日曜にはパルク・デ・プランスでのラストゲームが待っている」と報告した。 さらに、25歳のストライカーは「多くの感情がある。ここに来て多くの経験をして、フランス最大で世界でも有数のクラブの一員としてプレーできたのは大きな栄誉だった。大きなプレッシャーと共に初めての経験を積み、偉大な選手たちとのプレーで選手としても成長できた。多くの人々と出会い、栄光、そして過ちも経験しながら人としても成長できた」など感謝を伝えた。 今季、リーグ3試合とクープ・ドゥ・フランス決勝を残すPSGは、既に12度目のリーグ・アン制覇が決定済み。今夏のレアル・マドリー移籍が濃厚とみられているエンバペは、12日に行われる第33節のトゥールーズ戦がPSGでのホームラストマッチとなる。