横浜ビー・コルセアーズが劇的逆転で宇都宮に勝利 4Q終盤に連続得点し白星スタート
男子バスケBリーグの横浜ビー・コルセアーズは12月7日、「横浜BUNTAI」(横浜市中区)に宇都宮ブレックスを迎えて対戦し、ゲーム1を 横浜80-72宇都宮 のスコアで勝利した。(港北経済新聞) 【写真】逆転を加速させるキング開選手 第1Q(クォーター)は順調だった横浜BC。大庭岳輝選手(#14)の3ポイントなどで得点を重ねて4点リード。第2Qで、この流れに宇都宮は、比江島慎選手(#6)を中心とした波状攻撃がストップをかけて逆転しゲーム主導権を奪取する。 後半に入った第3Qでは、横浜BCと宇都宮が互角に相手を牽制しながら果敢なプレーをみせるも、点差の移動がないまま最終第4Qに突入した。逆転ドラマは、残り時間5分19秒にダミアン・イングリス選手(#4)からのボールをキーファー・ラベナ選手(#15)が預かり投じた3ポイントシュートがリングに吸い込まれた瞬間から始まった。 残り時間4分13秒でのオフィシャルタイムアウト明けでの点差は6点。残り4分2秒でゲイリー・クラーク選手(#8)のボールをキング開選手(#23)がゴールに切り込み得点し点差を4点に縮める。宇都宮も比江島選手のノールックパスをグラント・ジェレット選手(#34)がゴールを揺らし再び点差が6点。 残り時間2分28秒に須藤昂矢選手(#30)がフローターで加点し点差を再び4点に戻す。須藤選手は、残り時間1分49秒にも3ポイントシュートを決め点差を1点に。更に残り時間1分23秒にも華麗にゴールを決めて逆転。フリースローも決めて点差が2点。 ダミアン・イングリス選手も勝利を決定するダンクを決めて4点リードし残り時間36秒4。ゲイリー・クラーク選手がフリースローを2本決めて点差は6点。ダミアン・イングリスもフリースロー2本を決めてゲームアウトした。 ゲーム後、勝利に貢献した須藤選手は、「チームとして厳しい状況だったが、選手全員がコートの中でハッスルしていた。すごく大きな1勝だったと思う」とあいさつした。
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