「夢の中にいる気分」40年ぶりの金メダルへ、開催国フランスのアンリ監督が決勝へ意気込み「団結する方法を知っている時はかなり良い」
パリ・オリンピックの男子サッカー競技も残すところ決勝のみ。開催国での金メダル獲得を目指すU-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が決勝に向けてコメントした。 【動画】日本勝利を知らされたフランス代表デンベレが驚きの反応 9日、パリ・オリンピックの男子サッカー決勝が行われ、フランスはU-23スペイン代表と対戦する。 開催国として1984年のロサンゼルス・オリンピック以来、40年ぶりの金メダルを目指すフランス。銀メダルでも40年ぶりのメダル獲得となる。 大会前にはU-23日本代表と対戦し1-1のドローに終わったが、本大会ではグループステージで3連勝。決勝トーナメントに入っても、準々決勝では難敵のU-23アルゼンチン代表を下すと、準決勝ではU-23エジプト代表に力の差を見せつけ、5連勝で決勝に駒を進めた。 あと1つで金メダルを獲得することになる中、フランスは8日終了時点で金メダルが14個で全体の4位、トータル54個のメダルあを獲得している。 アンリ監督は、強敵スペインとの決勝に向けてコメント。夢見心地でここまでを過ごしているとし、難しい戦いになるとコメント。一方で、一致団結できれば、強みを発揮できると意気込んだ。 「知っての通り、私は一線を越えたり、極端なことをするのには慣れていないが、決勝の結果がどうであれ、とにかく夢の中にいる気分だ。私はライバルについてよく知っているので、勝つために全力を尽くす。ただ、誰にとっても、目覚めることは難しいだろう」 「私が見ているものを見てほしい。毎晩選手たちが戦っているのを見て、鳥肌が立つ。時に負けているチームを見ると、彼らに共感し、同情を覚える」 「私はよく『我々の国は美しく、ひとつになると決めたら我々は止められない』と言う。試合やスポーツの結果がどうなるかは関係ない」 「そして、大会前に起きた出来事の後、それが必要だったと思う。私がよく言うように、団結する方法を知っていれば、我々はかなり良い状態だ」 フランスvsスペインの決勝は9日の25時キックオフを迎える。
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