グランドスラム初挑戦の17歳、齋藤咲良が予選2回戦進出。坂詰姫野はフルセットで敗れる[全仏オープン]【テニス】
17歳の齋藤咲良が予選2回戦に進出
現地5月20日、今年2つ目となるグランドスラム「全仏オープン」(フランス・パリ)の女子シングルス予選1回戦が行われ、グランドスラム初挑戦となった17歳の齋藤咲良(富士薬品/世界ランク251位)と坂詰姫野(橋本総業ホールディングス/同265位)が登場した。 【画像】日本女子4名が出場「全仏オープン」女子シングルス予選組み合わせ ITFジュニア世界ランク2位を記録し、まだジュニア部門のグランドスラムに出場できる17歳の齋藤。今年5月にプロ転向し、この全仏オープンがグランドスラム初挑戦となった。 初戦では、フランシスカ・ホルヘ(ポルトガル/同198位)と対戦。第5ゲームで先にブレークしたものの、直後にミスが続いてしまいラブゲームでブレークバックされてしまう。だが、第9ゲームで再びチャンスが訪れると、ホルヘがダブルフォールト。 このリードを生かしきって6-4でセットを奪うと、第2セットではホルヘのアンフォーストエラーが増え、0-1から一気に6ゲームを連取し、予選2回戦に進んだ。次戦では、第28シードで今年の全豪オープンで3回戦に進んでいるアリシア・パークス(アメリカ/同135位)と対戦する。 昨年に続いて全仏オープン2度目の挑戦となった坂詰は、レア・ボスコビッチ(クロアチア/同210位)と対戦。第1セットを4-6で落としたものの、第2セットは開始から4ゲームを奪ってリードを広げ、6-2で奪い返す。しかし、最終セットでは互いにブレークポイントが訪れる中で4度のブレークを許してしまい、3-6とフルセットで敗れた。 21日には、5月初旬に岐阜で行われた「カンガルーカップ」から3週連続でツアー下部のITFタイトルを手にし、自己最高となる80位を記録している予選第9シードの内島萌夏(安藤証券)と、予選第13シードの本玉真唯(安藤証券/同114位)が登場する。 <5月20日の日本人女子シングルス予選1回戦の試合結果> ○齋藤咲良 6-4 6-1 ●F.ホルヘ ●坂詰姫野 4-6 6-2 3-6 ○L.ボスコビッチ <5月21日の日本人男子試合予定> ・コート4第5試合(日本時間17時に第1試合開始) 本玉真唯[13] vs. C.ジャオ ・コート10第1試合(日本時間17時開始) 内島萌夏 vs. J. ミクルスキテ
Tennis Classic 編集部