「ひみ寒ぶり」7キロ以上に 基準6キロから引き上げ
●漁協などの協議会 ブランド価値、より高める 氷見漁協などでつくる氷見魚ブランド対策協議会は、「ひみ寒ぶり」の基準を従来の6キロ以上から7キロ以上に変更した。見た目からもブランド価値を高める。 ひみ寒ぶりは2011年度に商標登録され、出荷基準が度々変更されている。漁協は最近6キロ台が少なく、6キロ台では身が細いことから7キロ以上に変えた。 氷見漁港では現在、8、9キロ台を中心にブリが水揚げされており、8、12日は千本を超え、16日はしけの影響もあり、238本にとどまった。漁協によると、まだ北海道から南下してくる大型の魚群が水揚げされておらず、「寒ぶり宣言」は時期尚早という。 ひみ寒ぶりは漁協や漁業者、仲買人らでつくる判定委員会が大きさや形、本数などを総合的に判断し、出荷の開始を宣言する。昨季は12月23日に宣言が出され、11年度以降で3番目に遅かった。