国内初の親子世界王者を目指す畑中建人、再起戦は負傷中止 「来年は良い年に」仕切り直しへ【ボクシング】
ボクシングで国内初の親子世界王者を目指す前WBOアジアパシフィックフライ級王者・畑中建人(26)=畑中=が14日に予定していた再起戦(スーパーフライ級10回戦・名古屋国際会議場)が、畑中の負傷によって中止となった。来年3月下旬から4月上旬の仕切り直しを目指す。 ウィーラワット(タイ)と対戦予定だった畑中は、今月上旬のスパーリング中に腰を負傷。父の清詞会長(元WBCスーパーバンタム級王者)が14日、試合中止を決めた。リングに上がった畑中は「来年は良い年にできるように頑張りたい。応援よろしくお願いします」とファンにあいさつした。 畑中は、2023年9月にWBOアジアパシフィックフライ級王座を獲得。しかし、今年8月の初防衛戦で判定負けし、プロ16戦目の初黒星でベルトを失った。最新ランキングはIBF同級14位、日本同級5位。
中日スポーツ