【架空党員登録問題】企業の照会に「回答できない」 田畑議員の事務所 理由も答えず
200人余りが党員登録されていた会社が先日、田畑議員に対し、誰が登録されているのかなどを教えてほしいと求めましたが田畑議員の事務所側は回答できないとしました。 先月の会見で無断・架空の党員登録が262人だと明らかにした田畑議員。 田畑裕明衆議院議員 「A社関係者では、206名の方について、不適切な党員登録当費の支払いが認められたものでございます」 262人のうち最も数が多かったのは「A社」で、その数は206人だと説明しました。 一方、このA社が把握している無断・架空の党員数は70人余りで、残りのおよそ130人については、会社側も誰が、いつから登録されているのか全容を把握できていません。 問題発覚のあとも田畑議員側から連絡や説明がないため、A社の関係者は個人情報がどこまで流出したのかなどを把握するため、KNBを通じて田畑議員側に照会を行いました。 これに対して田畑議員の事務所は先日「回答できない」と返答しました。 田畑議員にも確認した上での返答だとして、理由についても答えませんでした。 このA社の関係者は党員登録について今年10月、田畑議員に問い合わせた際、「ポケットマネーで党費を払ったことにしておいてほしい」、「亡くなったおじが党費を払ったことにしたい」など口裏合わせを打診されたとしています。