11月FOMCの要旨公開、参加者「時間かけた利下げが適切」…予想上回る経済指標の強さが影響
【ワシントン=田中宏幸】米連邦準備制度理事会(FRB)は26日、6~7日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。参加者は、「最近の経済活動や個人消費に関する指標が予想を上回る強さだった」として、時間をかけて徐々に利下げを進めることが適切との認識を示した。
FRBは11月の会合で、政策金利を0・25%引き下げ、年4・50~4・75%とすることを全会一致で決定した。利下げは9月の会合に続き2会合連続だった。