メルカリユーザーが知っておきたい! 10月1日から変わる「郵便料金」…レターパックはいくらになる?
2024年10月1日から郵便料金が変わります。そこで気になるのが、メルカリで使える各発送方法への影響です。どの発送方法でどのくらい値上げされるのか、解説します。 【表】メルカリで使える発送方法のうち、10月から料金が改定されるもの一覧
◆定形郵便は一律110円に。定形外郵便も値上げ
定形郵便はこれまで25gまでのものは84円、50gまでのものは94円で送れましたが、10月1日からは重さの区分なく110円となります。定形郵便はトレーディングカードなどを送れるので、普段からそれらを出品しているメルカリユーザーは影響を受けるかもしれません。 そして定形外郵便の場合は、規格内50g以内のものが120円→140円に、100g以内のものが140円→180円になるなど、重さごとに変更があります。 また、定形外郵便(規格内)で150gに収まるものは、これまで210円で送れていました。そのためゆうパケット(230円)で送るよりも安く済ませることができていたのですが、今後は270円に変更され、ゆうパケットより40円高くなります。 軽くて小さいものを送るのに定形郵便や定形外郵便を利用する人もいると思いますが、今回の値上げを機に、メルカリ便で送るのとどちらがよいか、再度検討する必要があるかもしれません。重さごとの料金など、詳細は郵便局のサイトでご確認ください。
◆レターパックプラスは600円に値上げ
メルカリユーザーにも利用者の多そうなレターパックも値上げです。レターパックプラスが520円→600円、レターパックライトが370円→430円に変更となります。 レターパックプラスは「専用封筒に入るもの」で「重さが4kg以内」であれば全国一律料金で送れるという、お得な発送方法でしたが、10月1日からはメルカリ便のゆうパケットプラスや宅急便コンパクト(箱代含めていずれも520円)で送るほうが安くなります。 メルカリ便なら匿名配送が使えますし、コンビニからの発送も可能なので、今後はゆうパケットプラスや宅急便コンパクトを利用するほうがおすすめです。
◆メルカリ便で送る分には、特に影響はなさそう
10月1日から値上げされるのは、普通郵便やレターパックです。ゆうゆうメルカリ便のゆうパケット、ゆうパケットポスト、ゆうパケットポストmini、ゆうパケットプラス、ゆうパックと、クリックポストに関しては、今回の値上げの対象にはなっていません。 したがって、普段からゆうゆうメルカリ便を使っているユーザーへの影響は限定的だと思います。ただ、今回郵便料金が値上げされたことで、そのうちメルカリ便にも影響が出てくるかもしれません。 ユーザーにとって配送料金の値上げは痛い話ですが、これも仕方のないことなのでしょう。サイズオーバーしないように工夫するなどして、うまく付き合っていくことが大切になっていきそうです。
川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド)