「UCC BLACK 無糖」からゲイシャ種豆51%使用のプレミアム缶コーヒー 常・冷・温や開栓後の時間の経過で変化する繊細な味わい
UCCは2016年にサンタ・クララ農園と契約し、約100haのうち約20haを契約区画として借り受けゲイシャ種豆の栽培を開始した。 栽培エリアは、アカテナンゴ山とフエゴ山という2つの火山の西側斜面に位置し、標高は1800mとグアテマラの中でも標高の高いエリアとなり、フエゴ山の火山灰で新枝や果実表面などが被害を受けながら栽培している。 この中でゲイシャ種豆は、実のつき方が悪い反面、1つ1つの実が大きく育ち甘みと風味が強くなる傾向にある。 ゲイシャ種豆の収量は年10~12トンで推移。 「通常の品種だと1haあたり1トンの収量が目安になることから、ゲイシャ種豆はその半分程度となる」と語る。 同社調べによるとグアテマラのコーヒー生産量に占めるゲイシャ種豆の割合は0.68%という。 なお、試飲した各業界のスペシャリストは以下の通り。 ――コーヒーのスペシャリスト:「豆香洞コーヒー」の後藤直紀さん ――チョコレートのプロ:「Minimal - Bean to Bar Chocolate -」の山下貴嗣さん ――ワインのプロ:「HIBANA」永島農(あつし)さん 〆