シンメデージー貫禄勝ち!同世代フォーエバーヤングらに負けじと地元重賞制覇/土佐秋月賞
<土佐秋月賞>◇3日=高知◇重賞◇ダート1600メートル◇3歳◇出走11頭 単勝1・1倍、圧倒的1番人気に支持されたシンメデージー(牡、打越勇)が“貫禄勝ち”を果たした。 道中は好位を手応え良く追走。最終コーナーで外に持ち出されると、直線は軽く追われただけで一気に突き抜けた。勝ち時計は1分44秒6。後続に3馬身差をつける完勝だった。 デビュー2戦(2勝)以来のコンビとなった妹尾浩一朗騎手(28)は、11年目にしてうれしい重賞初制覇。落ち着いたエスコートで大役を果たした。 くしくもこの日は、早朝にフォーエバーヤングが米BCクラシックで3着に健闘。京都のみやこSはサンライズジパングが制した。シンメデージーは両馬と前走ジャパンダートクラシックで対戦しており、フォーエバー1着、ジパング3着には譲ったものの、地方馬最先着となる5着で世代上位の力を見せていた。 中央のライバルたちと同日に地元で貫禄を示し、再びその強豪たちと相まみえる時まで、レベルアップを続けていく。