爆発事故以来11年ぶり花火大会 京都・福知山、対策徹底
京都府福知山市で11日、見物客3人が死亡、55人が重軽傷を負った2013年の露店爆発事故以来11年ぶりに大規模な花火大会が開催された。露店は炭火を除いて火気の使用を制限し、出店エリアも会場近くの公園内にとどめるなど安全対策を徹底した。 打ち上げ前の開催式では、事故の犠牲者に黙とうをささげた。その後、約2千発の花火が約20分間にわたって打ち上げられ、観覧席から拍手や歓声が上がった。 観覧席は全席指定のチケット制で市民や帰省中の人に販売し、そのほかの市民にはなるべく自宅周辺で観賞するように呼びかけた。実行委員会は事故を伝える碑を会場近くに置き、献花台も設けた。