“現役ドラフトで日本ハム”水谷瞬23歳に楽天・藤井聖27歳、巨人ヘルナンデス29歳も…「一軍経験の少ない新戦力」が2024交流戦トレンドに
4勝14敗の西武が非常に厳しい状況に
〈パ・リーグ〉 ・交流戦前 ソフトバンク44試29勝13敗2分 率.690 差-- 日本ハム45試25勝18敗2分 率.581 差4.5 ロッテ45試24勝18敗3分 率.571 差5 オリックス46試19勝25敗2分 率.432 差11 楽 天45試18勝26敗1分 率.409 差12 西 武45試15勝30敗0分 率.333 差15.5 ・交流戦後 ソフトバンク62試41勝19敗2分 率.683 差-- ロッテ63試31勝27敗5分 率.534 差9 日本ハム63試32勝28敗3分 率.533 差9 楽 天63試31勝31敗1分 率.500 差11 オリックス64試29勝33敗2分 率.468 差13 西 武63試19勝44敗0分 率.302 差23.5 ソフトバンクは12勝6敗と大きく勝ち越して首位を堅守、2位とのゲーム差を9と広げた。ロッテ、日本ハムは負け越し。13勝5敗で交流戦優勝の楽天は5割に戻して4位。西武は監督交代したものの4勝14敗と大きく負け越し、首位と23.5差まで開いた。 ★リーグの投打成績 〈打撃〉 セ:打率.234 OPS.637 61本 328打点 55盗 パ:打率.243 OPS.632 50本 312打点 59盗 打率はパが高いが、本塁打はセが多く、打点、OPSもわずかに上回っている。 〈投手〉 セ:防御率2.65 969回699振274球 27S 81H パ:防御率2.87 966.2回804振300球 24S 91H 防御率はセの方が上だが、注目すべきは奪三振数だ。パの方が100個以上も上回っている。パの方がパワーピッチャーが多いという印象を裏付ける数字だろう。
最多5本塁打は近藤健介でも万波でもなく…
★セ・パ別の個人成績 〈打撃成績〉※打撃の総合指標、RC=Run Created順 ・セ オースティン(De)71打24安5本13点0盗 率.338 RC17.39 ヘルナンデス(巨)73打25安3本10点0盗 率.342 RC13.15 サンタナ(ヤ)63打18安4本10点0盗 率.286 RC12.43 丸佳浩(巨)73打23安1本10点0盗 率.315 RC10.99 細川成也(中)62打18安0本2点0盗 率.290 RC10.44 ・パ 水谷瞬(日)64打28安3本13点0盗 率.438 RC18.09 近藤健介(SB)59打21安4本14点0盗 率.356 RC15.57 万波中正(日)75打25安4本8点0盗 率.333 RC14.56 辰己涼介(楽)65打19安0本7点5盗 率.292 RC11.56 太田椋(オ)68打21安1本13点1盗 率.309 RC11.07 セはオースティン、新加入のヘルナンデス、サンタナと外国人が上位にいる。パは昨年オフに現役ドラフトでソフトバンクから移籍した水谷が交流戦史上最高打率をマークして首位打者に。RCでも全体1位だった。 23歳の水谷は入団から昨年まで5年間一軍出場がなかったが大ブレーク。チームメイトの万波中正とは同学年で同じ右打者、体格もほぼ同じだが、日本ハムにしてみれば「万波がもう一人増えた」ような戦力アップになった。パ・リーグとの対戦に戻る後半戦も期待できる。 本塁打はセがDeNAオースティンの5本、パはソフトバンクの近藤、万波の4本。打点はセが巨人・岡本和真の14、パはソフトバンクの近藤が14、盗塁はセが広島・小園海斗の5、パがソフトバンク周東佑京の6がそれぞれ最多だった。