3人目の子が生まれます。効率よく教育資金を準備する方法を教えてください。
NISAや学資保険などを活用して増やしながら貯めることも検討しよう
教育資金を確実に貯める手段として、第一の選択肢は元本が保証される預貯金です。しかし、より効率的に資金を蓄えたいならば、非課税で投資ができるNISAのつみたて投資枠の利用や、学資保険への加入など、増やしながら貯める方法を併用するのもおすすめです。 NISAのつみたて投資枠は、金融庁の基準を満たした長期保有向きの銘柄に対象が絞られているため、比較的リスクをおさえた運用が可能となっています。学資保険は、運用利回りは高くないものの、毎月決まった保険料が自動的に引き落とされることで、確実に教育資金を確保できます。 預貯金で絶対に最低限必要な金額を堅実に確保しつつ、余裕のある資金を運用に回すとよいでしょう。
公的な制度も活用しながら計画的に教育資金を貯めよう
毎月の収入から教育資金を効率よく積み立てたいなら、先取り貯金を導入するのがおすすめです。支出をおさえやすい小学生くらいまでの期間に、集中して貯蓄するとよいでしょう。 また、児童手当を全額教育資金に回す、NISAを活用して増やすなど、公的な制度を利用するのも賢い方法です。家庭の収支の状況に合った方法で、しっかり教育資金を確保しましょう。 出典 全国銀行協会 Q. シングルマザーです。教育資金だけはしっかり用意したいのですが…… こども家庭庁 全国こども政策主管課長会議 金融広報中央委員会 知るぽると 子どもの教育費、どう準備する? 日本政策金融公庫 教育費に関する調査結果 金融庁 NISA特設ウェブサイト NISAの活用事例 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部