米FCC委員長にカー氏 巨大IT「検閲」批判
【ワシントン共同】トランプ次期米大統領は17日、通信事業の規制・監督を担う連邦通信委員会(FCC)の委員長にブレンダン・カー氏を指名すると発表した。カー氏はトランプ氏に好意的な保守派の言論を巨大IT企業が検閲していると主張しており、18日付ワシントン・ポスト紙は、リベラル派のソーシャルメディアやテレビ局と対立しそうだと報じた。 カー氏は保守系シンクタンク、ヘリテージ財団がまとめた政府再編構想「プロジェクト2025」のFCC改革案の執筆者。X(旧ツイッター)を率いる実業家イーロン・マスク氏とも親密な関係を築いている。